結局、最終日も乗鞍高原に来た。
善五郎の滝と牛溜池を回る。
ここは初めてスノーシューをした場所だ。
当時、娘はまだ生まれていなくて夫婦だけでツアーに参加した。
その時からスノーシューにハマり、自分たちだけでまた来たいと思っていた場所。
昨日の一の瀬園地より少々危険度は上がるが天気は昨日より良さそうなので行くことにした。
年初めの野遊び。
娘はスタート前からベビーキャリアで安定の入眠。
善五郎の滝の駐車場からスタート。
沢へ下る斜面は急で過去に滑落事故があったとの看板あり。
滝の手前、沢を渡る橋の階段を慎重に上る。
橋に上がると善五郎の滝が出現。
やはり迫力がすごい。
後程また戻ってくるので、
上りきれば後はなだらかな散策路。
相変わらずの軽い雪。
雪上を滑る様に歩く。
そして
牛留池へ。
眺望は全くたが冬ならではの牛留池の風景。
牛留池の東屋で休憩。
娘、いまだ夢の中。
来た道を戻る。
途中、太陽も出て気分も晴れやかに歩く。
影も出る。
冬に筒状の葉が垂れ下がるしゃくなげ。
やはり危険だった。
善五郎の滝方面へ下る階段。
まず急。
踏み面は狭い。
そして凍結。
時間をかけて
慎重に下りた。
下りたらすぐ善五郎の滝がある。
今度は滝の近くまで行った。
大迫力。
今にも動き出しそうだ。
しばらく見惚れ駐車場に戻った。
そして今回の旅は終了。
娘は野外活動中ほぼ寝てしまって雪遊びはあまりできなかったが、一日通して時間はゆとりをもって取っていたので
初日の公園遊びや室内で開放してあげれる時間も作れあまり無理なく旅ができたと思う。
子どもに出来るだけ無理なく自分たち大人も楽しみ、子育てをする。
が、今のテーマ。
2018年も、いや子育て中は当分これがテーマになると思う。
少しづつ上手くなってきたか?
この時期、スノーシューハイキングはそのテーマを可能にしてくれる。
危険度の高い雪山やバックカントリーも気になるしやれるならやりたい。
達成感もすごいのだろう。
けれども、日々成長していく子どもとの時間も無駄にできない。
今の自分の技量で無理なく子どもを連れてはスノーシューハイキングが丁度いい。
平坦な散策路でも雪の中を歩けば非日常な光景に出会える。
スノーシューがないと歩けない場所を行くこともあり
危険度は低いと言えど技量でより安全に歩けるなど考える面白さもある。
そして、いつも感じるのは雪の中の静けさ。
時より吹く風の音もすぐに消え
音は私たちだけになる。
私たちの歩く音もすぐ消えていくのだろう。
まるで音を雪が吸い取っている様。
独特な世界に包まれる感覚。
そういった様々な要素を家族で味わう充実感。
私はベビーキャリア、
連れ合いは娘のなんやかんやの荷物で大きく膨らんだバックパック。
重い荷物も手伝っての達成感はなにものにも変えれない。
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