フエ最後の目的地。
カイディン帝廟に来た。
フエで一番楽しみにしていた場所だ。
グエン朝の最後の皇帝、カイディン帝の廟。
12年の歳月をかけフランス統治時代の1931年に完成。
フランスと中国の様式の影響を受け芸術的にも評価の高い建築。
ベトナムにこのような建築物があるとは思っていなかった私はガイドブックの写真を見たとき一瞬で目を奪われた。
フランス統治の影響というので納得はしたが見事に西洋と東洋が混ざり異彩を放った写真だった。
実際目の前にしたカイディン帝廟はやはり想像を超えて良かった。
龍と西洋を感じる門。
階段を登ると
兵士や役人などの像が並ぶ。
そして、見事な石碑。
見事に西洋を東洋が混ざり合う。
無秩序と嫌う人もいるのだろう。
さらに登り帝廟本体。
見事な装飾。
振り返っての風景。
帝廟の内部は一気に中国の雰囲気。
カイディン帝の像
地下にカイディン帝が埋葬されているという。
龍はカイディン帝のシンボルだそうで表情の違う龍がそこら中にいた。
音楽の趣味でもそうだが何かと何かが混ざる境目が好きだ。
音楽ではアフロビートやアラビアン・ジャズ。
建造物ではトルコのアヤソフィアでも感じた。
調和と違和感。
先ほども書いたが無秩序と感じる人もいるだろうが、
定番にはない輝きを放ち惹き付けられる。
また、建造物に関して混ざるという事は、その土地に住む人たちは度々混乱に巻き込まれた結果なのだと想像がつき、
感慨深い衝撃がある。
カイディン帝廟もまさにそうだった。
カイディン帝廟で締めくくったフエの旅。
とても良い終わりだった。
充実感を感じながら
ダナンに戻った。
途中、 鳴き砂で有名なランコービーチに寄った。
ゴミ多いな。
ダナンに一旦戻り
そしてホーチミンへ。
ダナン空港でまたまたバインミー調査。
ベトナムの大手カフェチェーン店
Highlands Coffeeのバインミー。
日本でもたまに見るミートボールのバインミー。
味は美味しいが可もなく不可もなくといったところ。
チェーン店なので万人向け。
明日、ホーチミンを観光し深夜の便で帰路である。
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